本革２人掛けソファーのスレ傷補修と全体染め直し | ソファー修理・財布修理・カバン修理なら革研究所前橋店

革修理ブログ

2024/10/03

本革２人掛けソファーのスレ傷補修と全体染め直し

みなさん、こんにちは！

ソファー修理の革研究所前橋店　齋藤でございます。

当工房のブログをご覧いただきありがとうございます。

群馬の長い長い猛暑も過ぎ去り過ごしやすい季節になりましたね！しかし、昨日は群馬３０度をマーク！どうなってんのー！？って感じです(^^;;

そんな秋なんだか夏なんだかよく分からない季節ですが、風は冷たくなっているので秋は来ているはず。。。

そんな前橋店は今日も元気に営業しております！！

さぁ、本日ご紹介致します施工内容は太田市のお客様からのご依頼で　

「本革２人掛けソファーのスレ傷補修と全体染め直し」

のご紹介です。

ソファーは、お部屋に常にある物。毎日触れる物ですよね。家族の一員ではないかと個人的には思います。そんな大事なソファーの新品な状態はいつまでも続きません。やはり汚れやスレ傷、シミ、悪化しますと破れにもつながります。そうなると高額で大掛かりな修理となってしまします。そうなる前に革研究所　前橋店にご相談にくださいね！ご相談は無料で、お電話、LINE、出張見積もり（無料）で承っております。お気軽にご連絡くださいねー♪

まずは今回のご依頼のソファーを見てみましょう！

BEFORE

全体的に状態は良い方ではあるのですが、黒ずみが目立ってきていますね。シワの中にも入り込んでしまっています。それと気になるのがスレ傷ですね。先程も申したように毎日触れるので無数のスレ傷は出来てしまいます。しかし処分するのはもったいない。愛着がある。ソファーと共に生きてきたから何とかしたいとのご相談でした。私もお力になりたい。また綺麗なソファーで今後も家族の一員として過ごしていただきたいと思っております。今回も腕によりをかけて綺麗にしますよー！

それでは今回の施工内容をご説明いたします。はじめにエアーコンプレッサーで埃や細かいゴミを取り除きます。隙間にも入っているので入念に行います。次に自社のレザークリーナーを使い全体をクリーニングします。この作業で１００％ではないですが黒ずみが取れます。シボにも汚れが入り込んでいるのでブラシを使いながらクリーニングします。この作業をしっかりと行うことで、塗料の乗りや発色のしやすさに影響します。元が明るめのベージュなので黒ずみをしっかり取り除く事で使用する塗料を抑えることができます。ナチュラルな仕上がりを目指しているので極力塗料は少なくを心がけております。次に研磨作業を施します。表面のコーティングがクリーニングでは落ちきらないのでヤスリで研磨していきます。痛みがひどいところもあるので気をつけながら研磨をします。次に自社開発の補習剤を使ってスレ傷に塗布します。同時に下地を作っていきます。下地ができたらお客様と相談して決めた、最初の頃の色であろう色を調色。色ができたら少しずつ塗装していきます。全部塗装したら、塗り残しがないかチェック。次は色止め作業。塗装した色が色移りしないように色止め作業を施します。最後にオイルで仕上げます。

それでは施工後のソファーを見てみましょう♪